フッ素樹脂とは、フッ素原子を含んでいる樹脂の総称です。
フッ素樹脂は、1938年に「テトラフルオロエチレン(TFE)」の重合物が発見されて以来、コーディング材料やフィルム等幅広く使用されてきました。
その中でも、フッ素樹脂の代表格のひとつに「ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)」があります。これは主にフライパンの内面加工に使用されています。
このタイプのフッ素樹脂は、塗装後に380℃の高温で焼成しなければならないため、”ゴムやプラスチックには使用できない”という欠点があります。